
・CVを増やすためにはCTRとCVRが重要って聞いたんですけどどうしてですか?
・「CVR:133%向上」っていうのがある資料に書いてあったのですがCVRが100%超えるってどう言う意味でしょうか...。
確かに慣れていないとCVを求めるためのCTRやCVRを用いた計算式は難しいよね!
計算式もそうだけど、理屈が構造的に分かっていないとわからないよね。
その悩みはこの記事を読むことで全て解決されます。この記事を読むことでCVを高めるための”計算式”の基本について解説をしています。SEOやリスティング広告ごとの計算式についてもわかりやすく解説をします。
この記事を読むと...
・自然広告と有料広告ごとの計算式が分かる
この記事を何度も読んで解説している計算式に当てはめて自分自身のCVを求めてみてください。せっかく運営しているサイトならCVは沢山増やしたいですよね。計算式を把握してどのような対策をすればCVが増えるのかを確認してみましょう!
Contents
アフィリエイト収益が伸びない!?CTRとCVRを把握した計算式を把握することで解決出来ます!
毎日ブログを一生懸命書いているのになかなかCVが発生しない...とモヤモヤしている人もいますよね。せっかく時間を使って作業をしているのに全く収益が生まれない。どうすればいいのだろうと答えがわからないまま淡々と作業を行っている人も非常に多いと思います。
私も多くのサイトを支援してきた中でCVを高める計算式を把握せずにサイト運営している人が非常に多かったんです。ですがこれから解説する計算式についてしっかりと意味を構造的に理解し対策をしたことでCVを大きく増やす事ができました。
闇雲に作業を繰り返すだけではなく、CVが生まれるために必要なCTRとCVRとを用いた計算式を理解し、自分のサイトのCVを狙って増やしていけるようにしていきましょう。
CV(コンバージョン)とは?
CVとはWebサイト運営上の目的のことです。多くのサイトの目的はサービスや商品を販売することです!他にもお問い合わせや資料請求など様々ありますがまずはユーザーに最終的にたどり着いて欲しいゴールのことを総じてこう呼びます。
コンバージョンを意識したサイト運営こそが一番求めなければいけない状態です。つまりサイト運営においてCVを増やすということは最も重要なミッションになります。
CVR(コンバージョン)とは?
結論から伝えると、CVRとはConversion Rate(コンバージョン率)のことを指します。
計算式は、サイト内でのアクション数(CV数)/クリック率 になります。
買いたいTシャツがあったとします。そのTシャツの情報が載っているサイトを見ていいなぁ~と思っても
ドンピシャで欲しい!とならない限りもう少し安い値段のところはないか?もう少し別のかっこいいTシャツがあるかもしれないといったように比較をするのではないでしょうか?
このようにサイトの目的はあくまでもゴール(コンバージョン)になりますが、そのゴールにたどり着く人はそんなに多くありません。100人の方がアナタのサイトを見たとします。その100人の方がCVする確率はどれくらいになるのでしょうか?
仮に5人の方がCVしたとします。そうなると100人中5人のCV(コンッバージョン)なので、確率は0.05%になります。
この確率がCVR(コンバージョン率)といいます。何人中何人がゴールするかという確率とおぼえておいてください。
CTR(クリック率)とは?
CTRとは、Click Through Rate(クリック率)の事を指します。
計算式は、表示回数/クリック数になります。
CVがあり、その確率がCVRとなると、その前段階ではCVする可能性のあるユーザーをサイト内に誘導しないといけないですよね。
100人の方があなたのサイトに入ってくるためには、まずキーワードで検索した時にあなたのページが上位にこないといけません。
例えば「Tシャツ おすすめ」と検索した時に、あなたのページが上位5番目に出てきたとします。仮に毎月1,000人の方が「Tシャツ おすすめ」と検索して、そこから5番目に出てくるあなたのサイトに100人入ってきたとします。
1,000人中100人がサイトに入ってくるので確率は10%ですよね。つまりCTRは10%ということになります。
CTRとCVRの計算式からそれぞれの割合を計算する
それぞれの言葉の意味は理解出来たと思います。次にこれらの数値を計算式に当てはめて確率をはじき出す考えについて出来るようにしましょう。
考え方は非常にシンプルです。
「検索回数×上位表示率」×「CTR」×「CVR」になります。例を参考に考えてみましょう。
例えば10つのキーワードのSEO対策をしたとします。それらの10つのキーワードの合計検索回数が50万回だとします。そこから4つのキーワードだけ上位表示が出来たとします。その4つのキーワードは平均して3位の順位だったとします。そうなると計算式は下記のようになります。
50万回×40%(上位表示率)=20万回の表示×7%(3位のCTR)×1%(平均的なCVR)=140件となります。
あくまでもこれらのCTRのとCVRの計算式に当てはめている確率は一般的な数値になるのでこれに限らないですが、このような計算式が分かっているといまCVが増えないのは計算式上のどこにエラーがあるのか分かるようになります。
CPAとは?
CPAとは、Cost Per Actionの事を指しており顧客獲得単価とも言います。
Tシャツの例を改めてまとめると「Tシャツ おすすめ」のキーワード検索回数が月間で1000回=IMP
そこからあなたのページをクリックしてサイトに入ってくる人が100人(10%)=CTR
そして、そこから最終的なアクンションを起こす人が5人(0.05%)=CVR
1枚のTシャツの値段が3,000円だったとします。
このTシャツを1枚売るめにかかった単価のことをCPAといいます。
CPC(顧客獲得単価)
CPCとは、クリック単価のことを指します。1クリック獲得するためにどれくらいの費用をかけたかということを意味しています。
この単価が悪いと予算をかけて広告やプロモーションを実施してもあまりいい状態では無いので別の施策検討が必要になります。
自然広告と有料広告での計算式の考え方
上記で解説した計算式に関して、有料広告と自然広告で少し考え方が違うのでこれについても解説をします。
有料広告で大切になるのは下記です。
どれだけ獲得したい顕在的なキーワードで検索画面に露出し、そこからCV出来るかを追いかける必要があります。この時に大切なのが露出回数になるのでどれだけキーワードを一致させることが出来るかが重要になります。
逆に自然広告ですと、検索回数×CTR×CVRとなるので重要なのは狙っている検索キーワードの月間検索回数がどれくらいの市場規模なのかを把握することが重要になります。
CTRやCVRを活用した計算式のまとめ
もう一度Web広告の専門用語をおさらいします。
CV:サイト内でユーザーに最も辿りついて欲しいゴールのこと。
CVR:サイトに訪れたユーザーがコンバージョンする確率(割合)のこと。
CTR:ユーザーにサイトが表示されそこからサイト内に入ってくる確率(クリック数の割合)のこと。
IMP:入り口のスタート部分。ユーザーに対して表示される回数のこと。
これらについてなぜ使われるのかということをしっかりと理解しておく事で用語の意味を覚えるのも早くなりますし、実践でもすぐに活かすことが出来ます。
最初に解説をしたようにこれらの中で最も重要なのはゴールになるCVです。そして多くのサイトがこのCVが増えないことに悩みを感じています。ただそこでここで解説した計算式に関して把握していればどこにエラーが起きているかを把握し対策をすることができます。
まずは自分のサイトのCTRやCVRを計算してみて、どこを優先的に対策をすればいいのか確認してみましょう。
合わせて読みたい
読んでいただき、ありがとうございました。
もし今回の記事を気に入っていただければ、ランキングのクリックや記事の購読・下の方にSNSのフォローをお願いいたします。
励みになりますので、どうぞ宜しくお願いします。