
・SEOに関する専門用語が多すぎて何から覚えていいか分からないです。
・初心者がSEOを仕事で使うのに最低限の専門用語は何がありますか?
SEOを仕事で使うからなるべ早く覚えて置かなければいけない専門用語を理解しておきたいんだけど
優先順位も分からないから1つ1つ覚えると大変だし結局時間もかかってしまうんだよね。
この記事を読むと...
・初心者の方が覚えておかないといけないSEOの専門用語が理解できる
・覚えないといけない専門用語の優先順位も一緒に理解できる
Contents
SEO未経験がSEOコンサルタントになるのに覚えるべき専門用語。【基本編】
SEOの専門用語を覚えるといってもたくさんあるのでどれから選んでいいのかわからない。覚える時間もそんなに無いので効率よくすぐに仕事で使える専門用語だけを知りたい。
そんな方のために以下のSEO専門用語をまとめています。限られた時間の中で専門用語を1つずつ覚えるにも、優先順位をつけて覚えることですぐに仕事で使える内容を効率よく学ぶことが出来ます。
私自身がSEOを本業にしながら実践で多く出てくる用語に対して優先順位を付けています。優先順位に関しては私が仕事を通じてどれくらいの「活用頻度」で専門用語を使っているかという点でつけています。
SEO専門用語:優先順位「高」★★★
SEOの専門用語をおぼえる中で一番出てくるのがSEOに関する概念そのものに関する専門用語です。これに関しては本当に一般的な用語なので初心者でも知っておかないといけないので必ず覚えるようにしましょう。
優先順位「高」
①SEO
②SERP
③アルゴリズム
④クローラー
⑤インデックス
⑥内部対策
⑦○○○キーワード
SEO
SEO(Search Engine Optimization)の略です。
検索エンジン最適化と言い、ユーザーが調べたキーワードに対して自分のコンテンツをGoogleの検索結果の上位に表示させるための対策です。
無数に情報があるネット内で、自分のページを上位に持ってくることが出来れば多くのユーザー(ターゲット)に対して見てもらうことが出来るのでビジネスチャンスに繋がります。
SEO対策に「絶対」はなく、あくまでも評価してもらいやすく対策するという手法になります。
SERP
Search Engine Result Pagesの略になります。検索結果画面のことを指します。
狙ったキーワードで検索をするとどのような結果が表示されるかを確認する際に用いる用語です。現在どのようなページがオーガニック検索(SEO)と有料広告(リスティング)が掲載されているのかを確認します。
アルゴリズム
SEO対策=Googleから評価してもらう=上位表示になります。
Googleに評価するポイントが200種類くらいあると言われています。この200種類の評価ポイント(ルール)のことをGoogleアルゴリズムと言います。
現在のアルゴリズムは、どのような情報を評価してくれるのかを理解しておかなければベストなSEO対策は出来ません。
クローラー
クローラーと呼ばれるプログラムがネット上の様々な情報を読み取って評価しています。Googleのこのプログラムのことを”Googlebot"と言います。
このプログラムがWeb上のあらゆるサイトを回遊して情報を集めて評価をつけています。
https://takano.hatenablog.jp/entry/2019/06/09/111817
インデックス
クローラーが評価する情報のことを「インデックス」と言います。クローラーは収集した情報を一度保存してジャンルやキーワードごとに整理します。
このインデックスした情報をもとにランキングをつけて上位表示するページを決めているんです。
このクローラーに対してあなたのページが「良いコンテンツ」ということを伝えるのは極めて重要になります。
内部対策
クローラーは、サイトの裏側にあるのHTMLコードを読み取っています。
自サイトにある情報をクローラーに適切に届ける必要があります。そのための対策を内部対策と言います。
内部対策=コード(構造化)対策と理解しておくといいでしょう。
○○○キーワード
SEOにおいて重要なのは「キーワード」です。クローラーがコードを読み取ったり内部対策することはキーワード=ユーザーの抱えている悩みや疑問に対して最適なコンテンツで有ることが前提になります。
キーワードも無限にありますが、検索回数の大小に応じて下記のように分類されます。
・少ないものを→スモールキーワード
・中間を→ミドルキーワード
と定義してもらえれば大丈夫です。当然ビッグキーワードになれば競合性も高くなるのでSEOでの難易度は高くなります。まずはスモールワールドやミドルワードを狙うといったSEO対策が一般的と言えます。
SEO専門用語:優先順位「中」★★

優先順位「中」
②noindex
③canonical
④アンカーテキスト
⑤被リンク
⑥nofollow
⑦ページランク
⑧metadescription
⑨GA(Google Analytics)
hタグ
クローラーに対して、情報を届ける際に「見出し」の役割をします。「Heading」の頭文字を取り、HとなっておりH1~H6まであります。
数字が小さい順でクローラーは重要な情報として認識するようになります。
・中見出し=H2
・小見出し=H3
と設定し適切な構造でそれぞれに上位表示したいキーワードを適切に入れることでクローラーも読みやすくなるので評価されやすくなります。
noindex
インデックスについては上記の優先度「高」で紹介しました。noindexとはそれの反対でクローラーに情報を読み取られないようにする対策の事です。
サイトの中にたくさんのコンテンツを作っていく際にユーザーには届ける必要があるため作成するが、Googleに伝える必要のないコンテンツも出てきます。
その際に、noindexを行っていないと低評価を受けてサイト全体にマイナスな影響が出てしまうのでしっかりと対策を行うことを意識しましょう。
canonical
canonicalについては、重複している内容のコンテンツはどちらか1つしかクローラーに伝えないようにする設定です。
コンテンツが重複していると、Googleからの評価が分散されてしまうのでこの対策を行うことによって分裂する評価を1つに集約することが出来ます。
似たような対策に、「301リダイレクト」というものもあります。
301リダイレクトについて
アンカーテキスト
アンカーテキストとは、リンクテキストとも呼ばれます。
SEO対策の中では基本と呼ばれていますがコンテンツの中に、別ページに飛ぶURL(リンク)を設置することが多いですがそこに記載する文章です。
このアンカーテキストに上位表示したいキーワードと飛んだ先の情報にマッチしたテキストを適切なバランスで配置することでGoogleに評価してもらいやすくなります。
被リンクに
被リンクとは、外部のサイトであなたのページを引用してもらうことを言います。
見ず知らずのサイト運営者から、「私のサイトのURL」をあなたのコンテンツ内に貼ってください!と言われたら貼りますか?
貼らないですよね。
でも、キーワードに関してユーザーに情報を説明する時に、他人のコンテンツがもの凄く有益でわかりやすかったら貼って説明したりする可能性もありますよね。
そして、貼っている(被リンク)はもの凄く様々なサイトで用いられています。Googleは外部の様々なサイトでも活用されている(被リンクされている)コンテンツを非常に評価してくれる傾向にあるので上位表示には欠かせない要素の1つになります。
nofollow
nofollowを行うと、被リンク先のパワーを受け取らないように設定することが出来ます。
被リンクを受ける中で良質なサイトばかりではなく低品質なサイトからの被リンクなども存在することがあるのでその際に使用する設定です。
ページランク
ページオーソリティなどとも言ったりします。コンテンツの評価レベルがどれくらいかという基準を表す際に用いる言葉です。
作ったコンテンツがすぐに評価されることは少なく、少しずつ評価され上位化されます。
自分のコンテンツがどれくらいのランクかどうか。競合サイトのコンテンツのランクがどうか。といった視点で運営することもSEO対策では欠かせません。
metadescription
記事内の要約のこと。まとめた内容をコード内に組み込むことで検索結果が表示したときにタイトルの下に表示されます。
SEOと直接的な関係性は低いものの、ユーザーにとって利便性が高まるのでクリック率が高くなるといった効果があります。
GA(Google Analytics)
Googleが提供しているアクセス解析ツールです。
自分のサイトを登録すると、自分のサイトに関する様々な数値を計測出来ます。
- セッション数
- ユーザー数
- ページビュー数
- 1セッションあたりのページビュー数
- 平均セッション時間
- 直帰率
SEO専門用語:優先順位「低」★
最後にあまり活用はしないですが覚えておくべき用語について記載しています。活用頻度はそこまで高くなくても知らないと恥ずかしい内容になっているのでしっかりと覚えましょう。
優先順位「低」
・検索クエリ
・パンくずリスト
・サーチコンソール(Search Console)
オーガニック検索
オーガニック=自然という意味なので、ユーザーが日常的に悩みや疑問を持ってGoogleで検索をします。
その活動のことをオーガニック検索といいます。
オーガニック検索で調べられたキーワードで上位表示をするための対策がSEO対策になります。
検索クエリ
検索クエリとはオーガニック検索時に入れるキーワードの事を言います。
「質問」と思って貰えれば大丈夫です。”キーワード”との違いとして”クエリ”はサーバーへの問い合わせということも意味しており検索エンジン上で入れられる文字列のことを指します。
作ったコンテンツは、ユーザーのどんな質問(クエリ)で上位にしたいかを考えてSEO対策を行います。
パンくずリスト
ユーザーにもクローラーにもいま、サイト内のどんなカテゴリ内にいてどの階層にいるかを伝えるためにページの上部に設置するリンクの事を指します。
情報としては上にあればあるほどクローラーには伝えやすくなりますが詳しい情報は下層にいけばいくほど細かくなる傾向があります。
下層までいったユーザーにとって使いやすく、わかりやすいようなにパンくずリストを置いておくことで評価されやすくなるのでSEO対策には重要な要素と言えるでしょう。
サーチコンソール(Search Console)
これもGA(Google Analytics)同様、Googleが提供する無料ツールです。昔は、Webマスターツールとも呼ばれていました。
これを活用することで自分のサイトがGoogleからどんな評価を受けているのかが分かるので登録は必ずしておきましょう。
アナリティクスはサイトへのアクセス後の分析をするツールでサーチコンソールに関してはサイトの状態で起きている問題を分析するツールとして使い分けるようにしましょう。
ここまでの用語を踏まえてSEOの実践に役立てたいと思った方は合わせてこちらの記事を読むことをオススメします!
SEO専門用語に関してのまとめ
いかがでししたか。本来SEOを学び仕事で活用するためにはここで解説した以上に様々な専門用語があります。だからこそ最初に何から覚えて良いのか分からなくなってしまう人がほとんどです。
一方でそれら全てを学んで理解してから仕事をするとなるとあまちにも非効率になります。まずは短期間で効率よく学び仕事をしながら徐々に高度な専門用語を覚えていくことがベストでしょう。
最初に覚えるべき専門用語は活用頻度に応じて優先順位をつけて覚えるのが1番です。
この覚え方や優先順位は人によって多少違うかもしれませんが私もSEO未経験からこの覚え方で1ヶ月である程度覚えたので受注も出来ましたし今は関連する細かな用語や意味についてもしっかりと理解する事が出来ました。
SEOを覚えておくことで自分のサイトを運営する上で非常に大きな知識になりますし、SEO対策がうまくいけば無料で多くのユーザーにアプローチが出来るようになりますので是非少しずつ覚えていってみてください。
この内容よりももう少し基礎的にSEOを学びたいという人向けに書いたこちらの記事もありますので参考にしてみることをオススメします。
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読んでいただき、ありがとうございました。
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