
・Googleのアップデートってよく聞きますが何のことなんですか?
・アップデートが起きて評価にならないSEO対策があるって聞きました!どんな内容のことか知りたい。
アップデートっていつ起こるか分からないから本当に怖いよね。
アップデートが起きてからは効果的なSEO対策にも傾向が出ているから詳しく把握しておきたいよね。
この記事を読むと...
・Googleアップデートの歴史について理解できる
・アップデートの影響を少なくするためにはどうしたらいいか分かる
・これからどのような対策をしていけばいいか分かる
Contents
Googleのアップデートの歴史知ってる?まさか無駄な対策ばかりに時間かけてないですよね?
Twitterなどを見ているとアップデートが発生してアフィリエイトサイトは一気に被弾!といったニュースを目にすることも増えてきたと思います。
アップデートとは、「Googleのサイト評価ルールの見直し」と考えて頂ければOKです。このルールがある日突然切り替わって昨日まで上位表示出来ていたサイトが一気に下落するなどの事象がSEOでは起きます。
アップデートには大小が存在する
アップデートと聞くと大きな変化を想像する方が多いかと思います。
確かにアップデートと呼ばれるものはいずれも大きなものばかりですが、アップデート自体は日々起きています。
Googleとしては上記で説明したようにユーザーに最適な情報を届けるために日々取り組む中で細かなルール変更(試験的なものに近い)がたくさん起きているんです。
これまでのアップデートの歴史
とはいえ全てのアップデートを細かく覚えていてはキリがないので、これまでに起きた大きなアップデートを解説します。
アップデートの歴史
2012年4月~:ペンギンアップデート
2012年7月~:パンダアップデート
2015年4月~:モバイルフレンドリーアップデート
2015年秋頃~:ランクブレインアップデート
2017年2月~:日本語検索アップデート
2018年8月~:メディックアップデート2019年3月~:2019 March Core Update
→同年6月、9月にも大きなアップデートがあった。
ペンギンアップデート
品質ガイドラインに反した運営をしてたサイトは一気に評価が下がりました。
では、ガイドラインに反したサイトってどんなの?ということですがペンギンアップデートが起きるまでは適当な架空サイトを作ってそこからリンクを貼って上位表示が出来ていたんですね。
こんなズルで上位表示出来てしまっていてはユーザーの為になるわけがないですよね。
・既にネット上にあるコンテンツを真似しただけのコンテンツ
パンダアップデート
低品質なコンテンツの順位を下げたこのアップデートが起きる以前はとりあえず文字数をまとめた(1万~3万文字)コンテンツが上位に上がってしまっていました。
サイトが持っているパワーが大きかったり、文字数が多ければ情報もたくさんあるから良いコンテンツ!と認識してしまっていたんです。
それではユーザーの為にならないということで、低品質なコンテンツは評価を下げる仕組みを作ったんです。いま思えば当たり前ですが、こんな状況のときもあったんですね。
モバイルフレンドリーアップデート
2014年頃からスマートフォンが普及しましたよね。それまでネット上にある情報はパソコンから見るのが当たり前でした。
スマートフォンで同じ様にネット情報が見れるようになり、基本的にはスマホ経由での情報収集が当たり前の世の中になりました。
ただ、スマホとパソコンでは画面の大きさが違いますよね。当時の大半のサイトはスマホで見ると画面のサイズと合わず見ずらい仕様になっていたんです。
これではせっかくサイトに訪れたユーザーが離脱してしまいます。スマホで見る場合にはスマホのサイズにしっかりと調整する!といったようにユーザーの為にいち早く取り組んだサイトを上位表示しやすくしたのがこのアップデートです。
メディックアップデート
このアップデートは医療や健康など、間違った情報を届けることで命の危険に繋がるようなジャンルに対して行われたアップデートです。
このアップデートで大きなダメージになったサイトは非常に多いです。例えば、健康食品などを取り扱ったアフィリエイトサイトなどで一気に上位から圏外になったサイトもあります。
このアップデート以降は、コンテンツの下部に運営者情報や監修者の情報がないと評価されにくくなっています。YMYLと呼ばれる評価概念が世の中に大きく出てきたのもこの頃からになります。
2019 Core Update
2019年の3月・6月・9月にそれぞれ大きなアップデートが起きました。
このアップデートについて理解するうえで覚えて頂きたいこととして「YMYL」=Your Money Your Lifeというものがあります。YMYLについて知らない人はGoogleアルゴリズムとは?初心者こそ知っておくべき順位下落時のSEO対策について解説を参照ください。
これは、お金や命に関する情報についてGoogleが非常に信頼性を重視しているというアルゴリズムの考え方を表したものです。
いずれのアップデートも、金融系や美容健康系などのサイトが主に大きな影響を受けています。
今後もまた大きなアップデートが起きる可能性もありますし、私のサイトはこのジャンルじゃないから!と安心するのではなくどんな情報においても正確な情報をしっかり届けるということはこれからのSEO対策には不可欠になります。
アップデートは事前宣言されるようになった?
上記で説明したアップデートの中で2019年9月に起きたアップデートに関しては事前にGoogleから、いつアップデートが発生する!という公言がありました。
この動きは今までにはなく業界としては非常に驚きましたが今後のアップデートについては事前に告知がありそうです。とはいえ、取らないといけない対策は変わらないんですが。
Googleアップデートによる影響を少なくするための対策
アップデートの歴史はなんとなく分かったけど実際順位が下がらないようにするためにはどうしたらいいの?と気にしている方も多いと思うので解説をします。
アップデートに伴い影響を少なくするためには日頃のサイト運営から信頼性を高められるような対策をすることで解消するしかありません。
どんな対策をすればいいかというと①Googleからマイナス評価を受けるポイントを無くす②良いコンテンツを作るという2つになります。
良いコンテンツを作るということに関してはジャンルごとにバラバラですが、①のマイナス評価を無くすということはだれにでもすぐに出来る対策になります。
これについてはここで書かれている6つのSEO対策のうち正しく出来ているのはいくつですか?【王道のSEO対策】をみてください。ここに書いている内部対策を行いアップデートに対して予防をしておきましょう。
アップデートの歴史を理解して無駄なSEO対策を無くす
上記でアップデートについて事前に対策しておくべき内容を解説しました。
逆にこれまでのGoogleの歴史を振り返ってもらえれば、様々なやり方が淘汰されてきていることも同時にわかると思います。ただこれが分かっていない方はもしかしたら今もやっても評価をされないSEO対策を行っているかもしれません。
2020年の現在において無駄なSEO対策をしていないか確認をしておきましょう。
人工リンクなどの被リンク対策
ブラックハットSEOと呼ばれ、むかし大流行したSEO対策ですね。人工でサテライトサイトを作成しそこから順位を上げたい本体サイトに被リンクをして順位をあげるという対策です。
現在ではGoogleからはペナルティ対象にもなっており、積極的に対策をしている人はほとんどいませんがたまにココナラなどでサクッとサイトを作って被リンク対策してあげます!といった発信を見ます。
正確な知識がないと安価で被リンク対策出来るなら!と食いついてしまう人もいますが何の効果もないですし、むしろアナタ自身がペナルティを受けて上位表示出来なくなる恐れもあるので注意しましょう。
低品質ページの大量生成
低品質ページとは、①文字数だけが多く稼がれた中身の薄いページ②情報量の少ないテンプレートで作れらたページが該当します。
①に関しては、むかしは文字数=情報量が多ければ良いコンテンツとしてGoogleが評価してしまっていたのでその名残から、内容は同じようなことを何度も重複してひたすら文字数を稼ぐコンテンツを書いている人がいます。
それは現在のGoogleの評価軸としては無意味なので多すぎ意味なし。重要なのは網羅性。SEO対策における最適なブログの文字数はどれくらい?を見てしっかりとページを作り込みましょう。
②の自動生成ページに関しては、Googleはオリジナリティの高いコンテンツを好んで評価します。つまりどこにでも載っているような内容の記事や言葉を少し言い換えただけの記事はまったく評価をしません。
毎日更新しないとSEO的に良くない!といった情報を意識しすぎて中身の薄いページをたくさん作ってしまうことになるので時間はかかってもいいのでオリジナリティの高い記事をかくようにしましょう。
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これから起こる変化を予想
年々アップデートを繰り返して精度のあがっているGoogleのアルゴリズムを見るとこれからどんな変化や傾向が出てくるかが予想できたりもします。
・YMYLの領域がどんどん広がってくる
・SEOだけでなくSNSからの評価も更に重視される
・動画コンテンツや音声コンテンツの対策も必要になってくる
SEOアップデートの歴史まとめ
上記で説明したアップデートの種類や歴史を見てもうこれからSEO対策をするのは遅いの?ブログのこれからの参入は辞めたほうがいい?といった疑問を持つ方もいるかもしれません。
答えとしては、「そんなことはありません。」です。Googleとしては新たに参入するサイトを減らしたい!といった目的でアップデートをしているわけではありません。
Googleの目的としてはたった1つです。検索ユーザーに対してベストな情報を届ける!ということです。ここさえ理解しておけばこれからSEO対策に取り組むことは全く遅くありません。
細かなSEO対策は必要になりますが、1番はユーザーの為になるコンテンツを作ることです。これさえ出来ていればGoogleから評価をいきなり下げられる可能性はあまりないです。
もう少しアップデートやアルゴリズムの基本を理解しておきたいという方にはこちらの記事もオススメなので一緒に読むことをオススメします。
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